2003年2月21日

「こだま」を経由して取得した「みどりII」搭載GLIの画像


DRTS衛星間通信イメージ
データ中継技術衛星「こだま」と環境観測技術衛星「みどりII」との間で、衛星間通信実験を初めて実施し、 日本と直接交信できない地域の上空で「みどりII」搭載のGLIがとらえたデータを、静止軌道上の「こだま」 で中継して、地球観測センター(埼玉県鳩山町)へリアルタイムで伝送することに成功しました。


2003年2月20日 日本時間の午後2時頃の雪をかぶったチベット高原からインド亜大陸、セイロン島に かけての広い範囲が観測されました。 GLIの3つの可視光観測波長帯、660ナノメートル(チャンネル22)、545ナノメートル(チャンネル21)、 460ナノメートル(チャンネル20)のデータをそれぞれ赤、緑、青色に割り当てた、目で見た状態に最も 近い合成画像です。

DRTS
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関連サイト
DRTSプロジェクトのページ
http://www.nasda.go.jp/projects/sat/drts/index_j.html


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