SGLIの観測波長と主なプロダクト
| チャンネル | 中心波長 | 波長幅 | 分解能 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| VNR, SWI: nm TIR: μm  | 
          m | ||||
| 可視・近赤外放射計部  (SGLI-VNR)  | 
          非偏光観測機能 | VN1 | 380 | 10 | 250※2 | 
| VN2 | 412 | 10 | |||
| VN3 | 443 | 10 | |||
| VN4 | 490 | 10 | |||
| VN5 | 530 | 20 | |||
| VN6 | 565 | 20 | |||
| VN7 | 673.5 | 20 | |||
| VN8 | 673.5 | 20 | |||
| VN9 | 763 | 12 | |||
| VN10 | 868.5 | 20 | |||
| VN11 | 868.5 | 20 | |||
| 偏光観測機能 | P1 | 673.5 | 20 | 1000 | |
| P2 | 868.5 | 20 | |||
| 赤外走査放射計部  (SGLI-IRS)  | 
          SWI観測機能 | SW1 | 1050 | 20 | 1000 | 
| SW2 | 1380 | 20 | |||
| SW3 | 1630 | 200 | 250※2 | ||
| SW4 | 2210 | 50 | 1000 | ||
| TIR観測機能 | T1 | 10.8※1 | 0.74※1 | 250※3 | |
| T2 | 12.0※1 | 0.74※1 | |||
- ※1:熱赤外の波長はμm単位
 - ※2:沿岸域を除く海上および極域では1km分解能も可とする
 - ※3:陸域・沿岸域を除く外洋や極域では、500m, 1kmに切り替えることが可能
 
- 資料(1):SGLI各チャンネル波長応答仕様の図
 - 資料(2):波長応答仕様を応答関数形式にしたもの(低解像度・高解像度)
 - 資料(3):波長応答仕様を波長の関数で表わしたもの (打ち上げ前アルゴリズム開発用のためEORCが作成)
 - 資料(4):SGLIの偏光座標系の定義と、局所子午面座標系への変換
 - 付録(1):SGLIストークスベクトル座標系変換
 
SGLIセンサの要求仕様は、GCOMミッションの目標を達成するのに不可欠な物理量プロダクトを効率的に導出できるチャンネルを選択することで、チャンネル数をADEOS-IIに搭載されたGLIが備えていた36chから19chに減らす一方、導出できる標準プロダクトを22個から29個に増加させて、エアロゾル・雲や陸域植生の観測を強化しています。

- 代表的な観測対象物の反射率と大気の透過率。SGLIのチャンネル位置および幅を縦の水色で示している。
黒丸は代表的なプロダクト導出において直接的に用いられるチャンネルを表している。