GLI Near UV atmospheric correction data

近紫外~青チャネルと植生指数（NDVI）との関係 （2003年6月GLI全球モザイクデータから作成）
破線は推定に用いた曲線 Ref/tran=0.05754 -0.1170*NDVI +0.01416*NDVI^2

• エアロゾルの影響が比較的小さい赤・近赤外チャネルから植生情報（NDVI）を導出
• NDVI から（上図の破線の関係を用いて） 380nm反射率を推定
• 380nm観測反射率から大気分子散乱と推定した地表面反射率を引いて、エアロゾル情報を推定
• 上記のエアロゾル情報を用いて可視のエアロゾル反射率を補正
  • レイリー補正で用いる気圧はNCEP再解析データの日平均値を用いた
  • 海水準気温は15C固定、気温減率0.65K/100mで地表面気圧を概算した
  • エアロゾルタイプは陸でRural, 海でsea splayと仮定して380nmのエアロゾル散乱輝度を他のチャンネルへ拡張した（Tauへの変換もこのエアロゾルタイプで行った）
  • 海洋域では近赤外を用いたエアロゾル推定法がある程度確立されているので、参考として示した。海面の380nm反射率は海洋標準プロダクトの月平均の380nm正規化海面放射射出輝度を用い、380nmエアロゾル散乱成分を逆算した
  • 海洋上の明るい海域でサングリント補正（風速10m/s固定）を行った

• 得られたエアロゾル光学的厚さの月平均値(4~10月)

GLI380では薄雲・薄積雪が含まれているように見える

• サンプル画像（2003年4月バイナリデータの各チャンネル）

• バイナリデータ(Little Endian, 2byte, gzip data）

  2003/04/02-30
  2003/05/01-31
  2003/06/01-30
  2003/07/01-31
  2003/08/01-31
  2003/09/01-30
  2003/10/01-24
  2003/04/02-10/24

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