画像ギャラリー

2018年1月12日
「しきさい」搭載センサSGLIによる熱帯域の観測画像

SGLIによる植生指数の観測画像

図は、気候変動観測衛星「しきさい」搭載のSGLIが2018年1月1日から9日までに取得した全球観測を用いて、近赤外域(VN11)と赤(VN8)の波長帯の輝度を使用して算出した正規化植生指数(NDVI)の画像です。植生の活動度が高いあるいは植生の密度が大きいところで数値が大きくなる指数で、世界の植生域の分布を表しています。

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SGLIによる熱帯域の観測画像(南米ブラジル)

図は、気候変動観測衛星「しきさい」搭載のSGLIが2018年1月5日13時51分頃(世界標準時)に南米上空で取得した250m分解能の観測画像で、近赤外域の波長を使用して合成したナチュラルカラー画像です。植生に感度が高い近赤外域を用いるナチュラルカラーでは森林域が鮮やかな緑色で表されています。

  • ※:赤,緑,青にSGLIのVN8, VN11, VN3の各チャンネル反射率を割り当てたRGB合成画像

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アマゾン川流域の熱帯雨林の変化

 

左図は気候変動観測衛星「しきさい」搭載のSGLIが2018年1月5日にアマゾン川上空で取得した250m分解能の観測データによる疑似カラー合成画像,また,右図は環境観測技術衛星「みどりII」搭載のGLIが2003年5月22日に同地域を観測した同種画像をそれぞれ示しています。森林域は緑色,非森林域は赤茶色に見えており,また,雲域は白~紫色,河川は濃い水色に見えています。15年間にアマゾン川流域で森林伐採がすすみ,非森林域が拡大している様子が分かります。

  • ※:赤,緑,青にSGLIのSW3, VN11, VN8の各チャンネル反射率を割り当てたRGB合成画像

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SGLIによる熱帯域の観測画像(中・南米)

図は、気候変動観測衛星「しきさい」搭載のSGLIが2018年1月8日15時44分頃(世界標準時)に中・南米上空で取得した250m分解能の観測画像で、近赤外域の波長を使用して合成したナチュラルカラー画像です。植生に感度が高い近赤外域を用いるナチュラルカラーでは森林域が鮮やかな緑色で表されています。

  • ※:赤,緑,青にSGLIのVN8, VN11, VN3の各チャンネル反射率を割り当てたRGB合成画像

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SGLIによる熱帯域の観測画像(アフリカ)

図は、気候変動観測衛星「しきさい」搭載のSGLIが2018年1月7日9時28分頃(世界標準時)にアフリカ上空で取得した250m分解能の観測画像で、近赤外域の波長を使用して合成したナチュラルカラー画像です。植生に感度が高い近赤外域を用いるナチュラルカラーでは森林域が鮮やかな緑色で表されています。

  • ※:赤,緑,青にSGLIのVN8, VN11, VN3の各チャンネル反射率を割り当てたRGB合成画像

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SGLIによる熱帯域の観測画像(インドネシア)

図は、気候変動観測衛星「しきさい」搭載のSGLIが2018年1月6日1時37分頃(世界標準時)にインドネシア上空で取得した250m分解能の観測画像で、近赤外域の波長を使用して合成したナチュラルカラー画像です。植生に感度が高い近赤外域を用いるナチュラルカラーでは森林域が鮮やかな緑色で表されています。

  • ※:赤,緑,青にSGLIのVN8, VN11, VN3の各チャンネル反射率を割り当てたRGB合成画像

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今後も引き続き初期機能確認(打上げ後3か月間)を行った後、地上観測データとの比較などによるデータの精度確認やデータ補正等を行う、初期校正検証を実施する予定です。