Ver.3 プロダクトに関する注意事項
全般
注:準リアルプロダクトの格納フォルダは変更されません。ファイル名のみが変更されます。
[Ver.2 example]
/standard/GCOM-C/GCOM-C.SGLI/L2.ATMOS.CLFG/2/2020/01/05
GC1SG1_20200105A01D_T0112_L2SG_CLFGK_2000.h5
/standard/GCOM-C/GCOM-C.SGLI/L2.ATMOS.CLFG/2/2020/01/05
GC1SG1_20200105A01D_T0112_L2SG_CLFGK_2000.h5
[Ver.3 example]
/standard/GCOM-C/GCOM-C.SGLI/L2.ATMOS.CLFG/3/2020/01/05
GC1SG1_20200105A01D_T0112_L2SG_CLFGK_3000.h5
/standard/GCOM-C/GCOM-C.SGLI/L2.ATMOS.CLFG/3/2020/01/05
GC1SG1_20200105A01D_T0112_L2SG_CLFGK_3000.h5
統計プロダクト
- Ver.3への切り替えに伴い、統計期間(8days,1month)のデータが揃わない統計プロダクトができます。
- L2 RSRFプロダクトは、バージョン切り替え時に十分な入力ができないため最大3か月程度の間、精度が安定しない可能性があります。
- 全ての陸圏および大気圏のプロダクトは、RSRFプロダクトを入力しているため、前項の影響を受けます。
- また、Ver.3リリース直後の数日間はVer.3 RSRF統計プロダクトが存在しないため、RSRF統計プロダクトを入力とするARNPプロダクトは最初の数日間は欠損データが出力されます。
- 上記の精度が不安定となる、またはデータが欠損となる該当期間の全ての該当プロダクトは必要なデータが揃い次第、再処理予定となっております。
ご迷惑をおかけします。
エアロゾルプロダクト(ARNP)
-
Ver.3 ARNPプロダクトにおいて、一部データが作成されない/軽微な値ずれが発生するバグが見つかっております(以下の条件を全て満たす場合のみ)。
・Image_end_timeがUTC 23:30以降
・Descending(日中観測)
-
影響がある可能性のあるファイルは以下となります。
領域:タイルデータ(L2 ARNPK)、全球データ(L2 ARNPF、L3 AROTC、L3 ARAEC、L3 ASSAC)の一部
期間:2021年6月-7月、2022年2月-3月
・タイルリスト(タイル名+場所を図示)
・ファイル名リスト(2021年)
-
上記影響のある該当期間の全ての該当プロダクトは、正しい処理を実施した上で、FTPサイトによる配信を別途予定しております(最下部)。
- 上記のバグは、2022年3月8日に実施されたプロダクトマイナーバージョンアップデート(V3001->V3002)によって解消されております。
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Ver.3 ARNPプロダクトにおいて、特定の海洋域で値が格納されないタイルが生成されるバグが発生しております。
-
影響がある可能性のあるファイルは以下となります。
領域:タイルデータ(L2 ARNPK)の一部
期間:2020年7月-2022年5月 - 上記影響のある該当期間の全ての該当プロダクトは、正しい処理を実施した上で、FTPサイトによる配信を別途予定しております(最下部)。
- 上記のバグは、プロダクトマイナーバージョンアップデート(V3002->V3003)によって解消される見込みとなっております。
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Ver.3 ARNPプロダクトにおいて、L3全球データで雪氷域がマスクされないバグが発生しております。入力となるL2 ARNPFのmask for statisticsが不正な値となっていたことが原因となります。
-
影響がある可能性のあるファイルは以下となります。
領域:全球データ(L3 AROTC、L3 ARAEC、L3 ASSAC)
期間:2020年7月-2022年5月 - 上記影響のある該当期間の全ての該当プロダクトは、正しい処理を実施した上で、FTPサイトによる配信を別途予定しております(最下部)。
- 上記のバグは、プロダクトのマイナーバージョンアップデート(V3002->V3003)によって解消される見込みとなっております。
-
Ver.3 ARNPプロダクトにおいて、全球プロダクトで一部誤った地表面反射率データ入力により不正な値が算出されるバグが発生しております。
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影響がある可能性のあるファイルは以下となります。
領域:全球データ(L2 ARNPF、L3 AROTC、L3 ARAEC、L3 ASSAC)
期間:2020年7月-2022年5月 - 上記影響のある該当期間の全ての該当プロダクトは、正しい処理を実施した上で、FTPサイトによる配信を別途予定しております(最下部)。
- 上記のバグは、プロダクトのマイナーバージョンアップデート(V3002->V3003)によって解消される見込みとなっております
-
数値モデルのシステムメンテナンスに伴うひまわりエアロゾル同化モデルデータ入力の停止により、エアロゾルプロダクトの精度が一時的に低下する可能性があります。同化モデルデータはエアロゾルアルゴリズムの中で初期値として使用しています。
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影響がある可能性のあるファイルは以下となります。
領域:全球データ(L2 ARNPF、L3 AROTC、L3 ARAEC、L3 ASSAC)
期間:2024年12月27日-2025年3月17日
・L2 ARNPK修正済みデータ
・L2 ARNPF修正済みデータ
・L3 AROTC修正済みデータ
・L3 ARAEC修正済みデータ
・L3 ASSAC修正済みデータ
ご迷惑をおかけします。
雪氷プロダクト(SICE, OKID)
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Ver.3 SICE/OKIDプロダクトにおいて、一部意図しない海氷判定が発生するバグが見つかっております。
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影響がある可能性のあるファイルは以下となります。
領域:全球の海洋域(L2 SICEK、OKIDK/Q、L3 SICEF)の一部
期間:2021年6月-7月、2022年2月-3月 V3001)によって解消されております。
・L2 SICE修正済みデータ
・L2 OKID修正済みデータ
・L3 SICE修正済みデータ
ご迷惑をおかけします。
マイナーバージョンアップ履歴
2022年5月30日:V3002-->V3003(上記参照)
内部処理に関する軽微な変更を行いました。アルゴリズムおよびデータ自体への影響はありません。
全プロダクトのバージョン履歴はこちら。